3号機(2006年バージョン)

戻る
  

2006年バージョンでようやくバランスよく仕上がり、操作性も満足のいくものとなってきた!
これまで何度も苦労したラダーコントロールシステムがこれまでで一番操作性がいい。コントロールスティックは直感的な操作と微調整が可能で結構使いやすい。試乗を何度か繰り返し、リーボードの位置も10センチ以内の微妙なセッティングも終えた。セールシート固定用のカムクリートを付け、疲れにくく快適なセーリングが可能となった。MUKOさんから借りたアウトリガーも試すことができ、沈知らずの安定性を確認した。

これまでのいろいろな試行錯誤を繰り返して少しずつ良くなってきたが、去年あたりから我がダッキーの強度やスピード性能の限界を感じてしまう。そのため、今年は操作性やバランスを求めはじめた。果たしてこれが最終バージョンとなるか、新たな創作意欲がわくかどうかは不明。あとは自作セーリング仲間次第か?

4年前から始めたダッキーでの自作セーリングもようやくまともに動くようになり、遊べるレベルまでなってきたかなと実感しています。製作費用は試行錯誤があったので結構かかりましたが、現行バージョンでパーツを計算すると2万円程度です。セール以外はホームセンターで買えます。たいていのダッキーには取付けられる設計となっているところがポイントでしょうか。

 

多摩川で試乗(2006.5)

アウトリガーは安定感抜群で沈する不安感がなくなり、ひざ立ち操作も可能となった。ただし、船が傾いた状態でのターンでは時々ひっかかってしまうことも。
セールのシートも正面から引くことで体勢が楽となった。
マストの上部を塩ビパイプにして軽量化し、3.5m2セールでもなんとか使いやすくなったが、フネとマスト自体の強度アップをしないとゆがんでしまってセールサイズアップが活かせないようだ。

今回改造その1
ラダーコントロールバーとコントロールスティック併用
直感的な操作が可能で走りながらの微調整がしやすいが、スティック固定の強度不足とラインの遊びが多くて動作がスムーズでないので、新たな仕組みを再検討することに。

 

多摩川と中禅寺湖で試乗(2006.7)

今回改造
ラダーコントロールの仕組みを大幅に変更。スティックのみで確実にきっちり動くようにする

今回改造その1
ラダーコントロールはスティックのみ
セールシート固定用のカムクリートを取付けた。おかげでセーリングがかなり楽となった

今回改造その2
ラダー部分の三角板をやめ、角度の微調整ができるアクアミューズのようなティラー方式に変更。

今回改造その3
コントロールスティックを使ってティラーを動かす。直接手でも操作できるが、真後ろとなるので操作はちょっとつらい。
ラダーの上げ下ろし用シートは上げ、下げのほかにゴムを使った浅瀬用のシートを追加

多摩川でまずはセールサイズ3.5m2でテスト
マストエクステンションを塩ビパイプで軽量化したが、やはり風が強くなるとフネのねじれが大きくなるので、このサイズはホントの微風でしか使えない。

2m2セールに戻すとやはりこっちのセールの方がバランスがいい。
それでも傾くとアウトリガーが水面についてしまう。

中禅寺湖
栃の木隊アクアミューズカップにて

調子よく乗れてニコニコだ!

微風時にアクアミューズとスピードの比較をしてみると、半分までは行かないものの何割か遅い、セールサイズとフネのデザインもあるが、まあそんなものか。

リーボード位置を何箇所か変更できるようにしていて、前回テスト時より30センチほど後ろにずらしてみたが上りが悪いので10センチ前にして、快適なセーリングをしているところ。

アウトリガーは初心者が乗るときには絶大な効果だ。

 

 

2006年の主な作成パーツ


ラダーコントロールバーとコントロールスティック併用
強度不足とスムーズ性にかけたので「没」

p8060055.jpg
ラダーシステム変更の全体写真


ラダーコントロールはスティックのみ
シート固定用のカムクリートを取付けた。おかげでセーリングがかなり楽となった。


ラダー部分の三角板をやめ、角度の微調整ができるアクアミューズのようにティラー方式に変更。


コントロールスティックを使ってティラーを動かす。直接手でも操作できるが、真後ろとなるので操作はちょっとつらい。
ラダーの上げ下ろし用シートは上げ、下げのほかにゴムを使った浅瀬用のシートを追加

 

戻る