カイトはウインドサーフィンのように風を利用し、サーフィンのようにアグレッシブに波に乗り、さらにジャンプやトリック技ができる。ウインドやサーフィンと比べてどこがいいのか悪いのか独断で比較してみた!
カイトのいいところ ウインドのうらやましいところ なんといってもジャンプが比較的簡単にできるところ。浜からもよく見えるくらい高く長く飛べるのでギャラリーからパフォーマンスがよく見える。カイトも目立つし優雅に見える。(ウインドは風を求めてすぐ沖へ行ってしまうので、何をやってるのかよくわからない。ウインドのジャンプはかなりの風とテクニックがいる。)
道具がコンパクト。駐車場から多少離れていても1回で運んでいける。小さなボードとカイト数枚だけで身軽。海外旅行にもなんとか持っていける。大きさでいうとスノボとデカリュック一つ分。道具の数も少ないので道具代もウインドよりは安く済む。
4mくらいの微風でもプレーニングが可能。(でかいカイト使用時)
ある程度までの上達が早い(ウインドのように多段階ステップアップがいらない。
(例:ロングボードでターンまで、スラロームボードでウオータースタート、ジャイブ、ウエーブボードでジャンプ)(例:スノボに対してスキー)ウインドに比べると腕力を使わないし、体力消耗が少ないので、長く遊べる。女性にはカイトのほうがいいと思う。
プレーニング中に視界の妨げが無い。
カイトの滞空場所、カイトの振り方やデパワー機能でかなりパワー調整ができる。ジッパーによりカイトサイズを変えられるものもある。
セッティングが楽。片付けをいれても20分くらいか。特にラムエアカイトならなおさら。(ウィンドはセッティングと片付けで一時間もかかる。)
陸上や雪上でもカイトと滑走できる道具があれば同じように遊べる。
陸上でカイトだけあげてても楽しい。(ウインドのセールだけでは遊べない!)
フィンが小さい(サーフィン以下)ので水深もかなり浅いとこでもOK。
ターンでも足の踏み換えが不要。(ウインドの永遠の課題「ジャイブ(風下ターン)」から開放される)
仲間同士の助け合い精神があるところ。(浜でのサポートが必要なため)
風が無くてもそれなりに海にでて遊べる。風が止んでもなんとか風がくるまでボードに立っていられる。波を利用してサーフィン的にも遊べる。(カイトはあがらないと海にも出れないし、ボードが小さすぎてカイトパワー無しでは波乗りは難しい)
狭い海岸や、湖、川でもできる。(カイトは浜で100m以上のスペースが必要。)
パワー調整がダイレクトでわかりやすい。ガスティーな風はウインドも苦手だが、ブローでの風の逃し方が簡単。セールを開けばいい。(カイトは滞空場所によりパワーが違ってくるが、置き場所の移動するのに時差がありそれまで引きずられる。デパワー機能はあるが、ダイレクトに風を逃しにくい。)
沈してもウオータースタートでのリカバリーが簡単。風が弱くなっても、ボードの上に立ってセールアップできる。(カイトは基本的に落とさないことに注意が要るし、風が落ちた場合、カイトを落とすとリランチが大変。カイトが上がらないと浜に戻りづらい。)
疲れたら海上でセールを落として休憩できるし、海からのんびり沖や浜の景色を眺めてられる。(カイトは基本的にカイトを上げている間、つまり海上では休憩できない)
オーバーコンディション時でもカイトに比べると風下に流されにくい。(カイトは数キロ簡単に引きずられる)
サポート無しで一人で遊べる。
視力が悪くてもめがね無しでなんとかやれる。(カイトはラインのもつれなど、絶対見えないと怖い)
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波だけでなく風を利用することで、幅の広い遊び方ができる。いろんなトリック技ができる。そして圧倒的な高さと滞空時間のあるジャンプ! 水の上で走っている時間が100倍長い。サーフィンは一乗りでせいぜい10秒? 波に向かっていけるし、波を追い越すこともできる。風に向かう以外はどこへでも進めるので行動半径が断然広い。 30過ぎると?サーフィンは波取り合戦で若い人に体力負けして悲しい思いをするが、カイトは歳をとっても、ある程度テクニックと道具で若い人に対抗できる。実際体力的にも負担が少ない。 |
海で遊べる確率が高い。(カイトもサイズをそろえれば確率は上がるが、風が無ければできない) 道具が板一枚だけで超身軽。その分道具代も多少安く済む。 一瞬輝く花火がきれいなのと同じように、波に乗っている瞬間が短い分、気持ちよさも凝縮。 朝早くから波はあるので、昼前に終わって別の遊びができる。 遊べるポイント(ゲレンデ)の数が多い。(カイトは少なすぎ) |