VRを使って教わったこと、気のついたことを書いてみました。初心者の私のメモなので、中上級者には参考になりません。同じ初心者の方への参考になればいいのですが・・・。
アンダーコンディションとオーバーコンディションとで使い方も違うと思いますので、区別して書いてみました。しかし、強風時や海での扱いは経験不足なのでいずれ追記していきます。
後半はカイトスキーもあり!皆さんの情報提供によってどんどん追記できればいいのですが。(掲示板で参考になる情報は載せますよ!)
ということで、TAKAKUBO,SATOKUBO暴走ブラザーズの、「カイトが上手くなる条件」! こちらです!
アンダーコンディション
オーバーコンディション
1. セッティング
ラインのよじれ取り
左右コントロールラインのコントロールバーサイドのノットを片方はずし、カイト側から指でテンションを与えながら、ラインのよじれをとってゆく(2往復くらいで)OKになります。次にセンターライン、センターVラインの順に行い、さらにサイドVラインのよじれを左右別々にとります。ポリマー系のカーワックスをコントロールラインとブライダルに塗ると格段にラインの絡みが少なくなるそうです。
エア導入口
CPエアインテイクの各ホールに手を入れてバルブを広げるとインフレーションが早く、離陸が簡単になる。砂が入っている場合は落としておく。
不要
エアー水抜きのアウトレット
カイトの尾部に3ヶ所と両翼端にそれぞれ一箇所づつエアーと水抜きのアウトレットがあるので、ふさいでおく。
カイトサイズ
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最初はZIPしてサイズ小さめで様子をみたほうがいい。
サイズジッパー
ジッパーの開閉は砂やゴミを落としながら行う。ジッパーを使わない時は、ジッパーの金具部分の片方がベルクロについていることを確認する。(ベルクロから外れているとずれて最後には無くなる可能性あり)
旋回チューニング(VR12)
ダブルプーリーのラインのノットをライン内側5cmくらいのところにもう一個ノットを作って、そこに連結すると、機敏な動きになるそうです。
2. ランチ(離陸)
カイトの置き場所
カイトを左右に広げ、ウインドセンターに置く。トレーディングエッジに砂等の重しを数カ所置く。
カイトをウインドエッジに、翼端が手前に向くように置き、風上側の翼端を折り曲げてその上等数カ所に砂や砂袋等の重しを置く。
ハーネスへのチキンループ取付け
チキンループをハーネスに固定するにはチキンループについているチューブをハーネスとチキンループの間に挟む。ウエストハーネスの場合、パンツハーネスに比べてチキンループの位置が高くなり、相対的に体からバーが遠くなる。そのため左右のコントロールラインが掴めないとか、手を伸ばしてもデパワー状態にならないことがある。
ハーネスからチキンループが外れる
上記のようにつけても、操作中にハーネスからチキンループが外れることがある。ラインテンションがかかっていない状態で、チキンループがずれて、固定したチューブが抜けてしまう。ランチング時には再度確認が必要。
ランチング
デパワー状態でステップバックしてカイトのコントロールラインに常にテンションがあるように操作。バーを下に押すのも有効。
デパワー状態で上げ始め、途中まで上がったらフルパワーにする。
デパワー状態でウインドセンターのパワーゾーンをなるべく避けるように上げる。フルパワーは厳禁。パワーゾーンからはずれたらバーを手前に戻して操作する。
上がりそうで上がらない場合、センターラインを持ち、綱引きのような動作で大きく2、3回引くといい。これで上がらなければ、風を待つ。水上では踏ん張れないので難しいが、ボードエッジングしながらなら多少効果はある。
リランチ
リーディングエッジから落ちてバックリランチの場合はカイトに水が入りにくいが、トレーディングエッジから落ちた場合は、水抜き穴から水が侵入してくる。この対処方法は水抜き部の内側の袋を巻いてベルクロで止めるなど、水の浸入を防ぐと効果的だそうだ。
水上では踏ん張れない(自分も風下に流される)ので、陸上使用以上の風が、ないとリランチできない。
また、濡れるとカイトが重くなるので、濡れていない状態よりさらに風が必要となる。サイズZIPした場合のリランチ ZIPしている場合は水がたまりやすい。波内際で落とすと、エアインテークから水や砂が入ってしまうのでリランチはできない。
バックリランチ
リーディングエッジが下向きに落ちた場合、左右のコントロールラインを引いてバックから上げる。
カイトが回転できるくらい上がり始めたらどちらかのバーを引いて回転させる。90度回転させて横向きからそのまま上げるか、180度回転させて上げる。その時左右のコントロールラインを同時に再度引くことで、カイトが降りてくるので、あらためてランチング体制に戻してもいい。
陸上ではまずセンターラインをいったん軽く引くと、上げる体制が整いやすい。
3. 操縦
コントロールバーの位置による操作の違い
デパワー位置の場合
カイトの位置を保つために使用する最小限の操作性、ゆっくり少しづつ動く。
中間位置(フルパワーから10cm〜15cmセンチくらいデパワーより)
ボードに乗って走っているときに使用する位置で、通常の操作性
フルパワー位置の場合
クイックにターンします。
ターン
ターンする時はフルパワー位置だが、スピードが落ちるのでターン終わりには中間位置に戻すといい。
ウインドエッジでのターン
ウインドエッジぎりぎりまで持っていかないようにする。ウインドエッジで思うように回転しない場合はコントロールラインを引き込むことで、かなり小さなターンができる。(風がほとんど無い場合はターンというよりウインドセンターに横移動することも)
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翼が畳まれる
ウインドエッジで風が弱くなった場合や、カイトが濡れて膨らみにくい場合などにおこる。裏風が入る場合もあるので、潰れそうになったらバーを引きこみ仰角を変えて予防する。
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ガスティで、急にパワーが感じられなくなった場合
バーを下に押さえることで、テンションをかけ続ける。波で体が前に押された時も同様。
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フルパワー時にカイトが落ちてきてしまう場合
フルパワーでブレーキがかかるとカイトが進まず逆に下に落ちてくることがある。バーを中間位置にしながら、バーをどちらか引いてカイトを横向きにすると落下が止まり、そのままフルパワー位置にすると進んでいく。
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天空位置近辺
天空位置に近づくことはない。
天空位置を超えないよう、フルパワーで状態で小さな8の字を描く。
天空超え
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天空位置を超えるとカイトがつぶれ、おちてくる。そのままパワーゾーンに流されて風を受けると膨らんでフルパワーとなるのでデパワーで耐えるか、セーフティーを使ってカイトを落とす。
4. 海でのボーデイング
ボードを使ってのボディードラッグ
ボードを進行方向に置いて、ストラップを持つとともにボードに乗りこみ、ボード中心より風上に肘を置いてボードを固定する。(風下に置くとボードが風であおられ裏返しになる。)後ろ側の手でバーの進行方向側(クロスした状態)を持ち、カイトを進行方向に向け微調整しながら進む。ストラップの前側か後側どちらを持つかはボードサイズによって決まる。小さい場合に前ストラップを持つと沈む。
波に押された場合のバー操作
ボードを履く直前や、履いた時に波に押されると、ラインテンションが緩む。バーを下に押し下げて、なんとかテンションを維持する。
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波等でストラップから足が抜けそうな時
指をグーにしたり、足を外側に開くように押し出してストラップを固定するようにするといいかも。
波での乗リはじめるタイミング
比較的大きい波は3.4回周期的にやってくるので、その時は出るのを待つ。波と波の合間を見計らってストラップに足を入れ、さらに次の波が過ぎるのを待ってからタイミングを見計らってスタートするが、走り出すタイミングとカイトの動きに時差があるので難しい。ショアブレークがきつい時、初心者はなるべくボディードラッグで沖まで出た方が楽。
走り出し
カイトを天空もしくは天空より進行方向の逆の位置から進行方向下方向に振り下ろす。その時にボードをベアさせ(進行方向風下へ押し出す)ておくと走り出す。(後ろ足を引きこむのも同じ)orカイトを天空に移動するとボードごと体が浮き上がる。その時にボードをベアさせ天空もしくは天空より進行方向の逆の位置から進行方向下方向に振り下ろすと走り出す。(ここはコツがまだ書けません)
走り出した後
風が足りない場合は8の字を描くようにカイトを動かすということだが、実際は8の字を描こうとすると天空に戻ってしまうのでカイトが上に向いてしまうまでに進行方向にターンさせる。(インフレータブルほどクイックなターンはできないので、どちらかというとカイトを上下に揺らす感じか)
適正風速時はカイトを固定しても進む。
海上で風が無くなった場合の回収方法
インフレータブルと違い、カイトがつぶれてしまうと多少の風でもなんとか戻るということはできない。陸上と同様、バーにラインを巻きつけていき、カイトを畳んでボードの上に載せ泳ぐ?(畳めるかやったことないです)
ラインを巻いた状態でブローが入った場合に備え、セーフティーリーシュを効かせてから巻いたほうがいいかも?
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海上で風が強すぎた場合の回収方法
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5. 着地
着地
左右のブライダルハンドルを同時に引っ張って、ストールランデイングで着地させる。
ウインドエッジに持っていき、左記と同様で着地させる。ウインドエッジでもカイトが浮き上がりそうならセーフティーリーシュを外し(リーッシュハンドルのピンを抜いて)、バーを離して着地させる。セーフティーを使うと引く力がほとんどなくなるので、チキンループは砂に埋め、すばやくカイトに重しを載せる。
リーシュ
リーシュの輪っかを引っ張ってもベルクロテープがはずしづらい場合、なるべく輪っかのピン寄りを持って、手前に引くようにする。もしもうつぶせ状態で引きずられてリーシュ操作ができなくなる場合、体を横向きにすると操作しやすくなるらしい。
6. 収納・メンテナンス
ライン巻取り
ラインをバーに巻きつけるときは無限大を描くようにする。
カイト側のラインシステムとバーがもつれないように、収納時にバーをラインシステム(プーリーからカイト側のライン)からなるべく離しておくと、次に使うときにもつれを気にしなくて済むので非常に楽。
アンダーコンディション
オーバーコンディション
カイトの置き場所
カイトはウインドセンターに置く。バックリランチの体勢も可だが、風が弱いとさらにあげにくい。
カイトはウインドエッジに置く。バックリランチの体制も可。グランドでは薦めないが、雪上ならバックリランチの体勢で、片側のバーを引きこめば、カイトが何とか回って上がってくれる。
ランチング
スキーを横向き(行きたい方向)に立ち、センターラインを大きくゆっくり何度か引きこむ。(横向きの体勢で引きこみにくい場合は引き込む前に足を並行に広げ風上側に一歩下がれるようにする)
スキーを風下に向けて立ち、デパワー状態で操作する。(パワーが出ても、風下に向かって板が走り出すので、パワーは最大にならない。)
走り出し
カイトが上まであがったら。バーをフルパワー位置にして進行方向に振り下ろし、パワーを得る。パワーがあれば、その時点で進んでいく。あまりエッジに持っていかないようカイトを操作する。
スキーはいつでも風上に上る気持でラインテンションを保つ。少し風上に歩くのもよし。(ここがスノボではできない微妙な技が使えるところ)デパワー状態で、カイトが上がりはじめたら既に風下に走り出しているので、すぐ行きたい方向にカイトの向きを変えるとともにスキーも行きたい方向にターンする。その状態が既にプレーニング状態だ。
ウインドセンターから上げるとより簡単。カイトが上がりはじめたら、すぐにカイトの向きを変えるとともに自分も引っ張られながらターンすればいい。走り出した後
スキーの場合、進行方向に体が向いた状態で走るので、風上側の手をバーに持ち続ける事は体勢的につらい。適正な風の場合は片手(風下側)でバーの真中を持っていればよい。カイトを振りながら進む場合は片手の状態でなんとか操作する?
ターン
カイトをなるべくエッジに近づけないようラインテンションをかけていることを意識しながら、反対側に振る。スピードが出てない場合のスキーでのターンは難しいが、振ったカイトに引っ張られるようにタイミングをあわせてターン。カイトを振る前にターンにはいるとラインテンションがなくなりカイトはターンしてくれないし、スキーも止まってしまう。
カイトを反対側にゆっくり振りながら、ターンする。カイト先行で少しタイミングを遅らせてスキーもターンし始める。遠心力を使ったスピードターンをすると気持いい。
ターンの後もスノボのように無理な体勢にならないのがスキーのいいところ。着地
リーディングエッジを下向きに着地すれば着地後、飛びにくい。
セーフティーリーシュを使って着地させ、チキンループは雪に埋めればよい。
TAKAKUBO,SATOKUBO暴走ブラザーズの「カイトが上手くなる条件」 海での小技は経験がすくないHP管理者には書けないもので、その代わりに私のカイト仲間のTAKAKUBO,SATOKUBO暴走ブラザーズが海でプレーニングやアップウインドを楽しめるまでのポイントを投稿していただきました。以下に紹介します!
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@4.5〜5.5m位の安定した風
A広く砂の柔らかな1km以上の浜辺(投げ釣りのおじさんがいない事:笑)
B三角波の立っていないグラッシ−な海面!! でしょうか(^^)
私の知っている限りの浜は、@Aはともかく、Bの条件は難しいです。Bの条件をクリア出来るのは、→内海か川"ですかね?------------------------------------------------------------------
安定した3〜7m/sの北東の風でほとんど波が無い海面で滑る事が出来ました。そのとき感じた事は
@波やうねりがほとんど無いので足の屈伸や微調整をほとんどせずにボードのエッジコントロールだけで長く滑っていることが出来ました。(脚力、体力をほとんど使わずに楽な姿勢で長時間滑ることが出来ますよ)
A北東の三浦海岸の風は東京都心方面から海の上を通って吹き込むとてもきれいな風で、海岸線に対してほとんどサイドの風になるので波打ち際から5M程度歩いて入ったところからボードをはいて出ていける。
B沖の強風域を通過するときは進行方向と反対側の後足のかかとを強く意識して踏み込んでレールを立てるイメージでチキンに全体重をかけてつられる様にするだけで”爆走”とは無縁でした。
C良い条件の風や海面ですと普通に少し下りながらスピードをつけてプレーニングして視線を行きたい方向に向けて後足のかかとを踏ん張る感じを続けるだけでUP方向に進むことが容易に出来ますね(波やうねりがあるとスピードが落ちすぎてしまったり爆走したりの両極端に陥りやすい)
この日は夢中で下ってしまったら岸に上がってカイトを引っ張ってまた元の位置から滑ってを2時間くらい繰り返しましたが足腰がほとんど疲れませんでした。(不思議)
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カイトボードでアップに滑る事について詳しく解説したものが無いのでsatokuboやローカルの上手な人たちや風仲さんにアドバイスいただいた事をまとめましたので第2弾として記述します。
A、風の条件とカイトサイズ
初心者は4〜7m/s程度の風がコンスタントに吹いていて波が静かな条件の時のみ風上に少しだけ上って走る事が出来ます
カイトサイズは少し小さめがBESTで上下に振りながら進むくらいで乗れると暴走に入る事が無い。(satokubo推奨の暴走を防ぐ乗り方)B、ボードサイズは
一般的には長くて浮力があるものが適していると言われていますが、軽量のツインチップ型のボードが沖合などで風が強い時に押さえが効いて暴走しないのでオールラウンドで扱い易いと思います。また海岸線をカイトを上げながら板を抱えて戻ってくる事が多いので出来る限り軽い板が良いと思います。
C,ライディングフォーーム(弱アンダー条件の場合)
1, 解説書やDVDで勧めているような前足をやや伸ばし気味にして後足体重でチキンにぶら下がる事を意識してバーを軽く持つ。(出来たらコントロールバーは後方の手のみで中心付近を操作するとチキンにぶら下がりながら滑る感覚を早くつかめる様に思います)2,波やうねりを超える際に体重移動やエッジコントロール、ボードの方向などを常に気を配り滑走速度を8〜15km(人が走る早足から全力疾走程度の速度)に保つようにカイトとボードをコントロールする。
3,顔の向きと視線(非常に重要です!)
ついカイトが見える海面方向を見ながら滑ってしまいがちですが出来るだけ進行方向よりももっと風上の水平線(海岸線)を両目でしっかり見据える。このときの顔や目線のねじれる確度が海面に対して90度とすると肩の確度が50度くらいで腰の確度が30度くらいが理想のフォームと思われます。(実際には波やうねりや他の要素がいろいろがあって理想通りに行かない事が多いですがこの姿勢を少しでも多く続ける事ができれば結果アップに上れています)
4,体重配分と足の姿勢
微風時や波が高い時は少ししゃがんだ(膝の確度で70度前後)姿勢が良いと思います。波やうねりを乗り越えたり細かく方向調整をしたりカイトを上下に走らせたりするので前足と後ろ足の比率は4対6程度が平均値な様に思われますが実際は忙しく海面やブローの風に対応しなくてはなりません。まれに条件が良い海面で風が6m/s程度で安定している時にほとんど前足は伸ばしたまんまで後足を楽な姿勢に曲げてチキンにぶら下がりながら疲れずに走る事が出来ます。
上級者は基礎体力も優れていると思われますが乗っている姿勢や無駄なところに力が入っていないので長時間滑っている事ができる様に思われます。
D,ライディングフォーム(オーバー条件・沖でブローの風に出会った場合)
1,体重配分は前足50%後足50%として綱引きをする姿勢でチキンを中心にカイトを引っ張り続ける。このとき顔や視線は出来るだけ風上のアップ方向を見る。尻ブレーキなどを多用しながらボードの向きを風上に向ける努力をする。カイトの位置は海面に近い位置で固定してボードのレールが海面に対して鋭角に入るようにする。(このとき両足に均等に体重をかけて入るにもかかわらずにボードが波に刺さらないのはボード自身のロッカーと顔・視線の向きが重要な意味を持っていることに最近気づきました)
2,上の姿勢を10秒近くとっていてもどんどんスピードが上がってしまうときは少しずつカイトを上に上げて真上から10度くらいに固定してスピードが落ちるのを待ちます。(このときにあわててカイトを上げるとジャンプしますのであわてないこと)
スピードが落ちて来たら両足のかかとに体重をかけておいて素早く風上方向にターンする(暴走経験が豊富なわたしの勘では45度程度でちょうど良い感じ)上空にあるカイトをゆっくり振り下ろして暴走しない角度にゆっくりゆっくり走らす(早歩き程度が良いと思います)
3,ボードのサンダルストラップの位置
私の幅37cmのツインチップボードはストラップがほぼ中心についています。そのストラップの位置にサンダル形状の足を乗せるところを張り付けています。この位置が以外と重要でかかと体重で踏み込んだ際にボードのどの部分に体重がかかるかで暴走を少ない力で止めて疲れずに長く乗ることが出来る様になりました。
私の場合は出来る限りかかとが水面に潜る方のエッジに近い位置に張り付けています。(前に三浦海岸でカイトボードを楽しんでいる医者の先生のボードを見せていただいたら長さは150cmで幅45cm以上あるツインチップのボードの水面に潜る方のエッジにかかとがくる位置にストラップをつけていました。見た感じはいびつに見えますが押さえが効いて浮力もあっていい感じでスプレーを飛ばして乗っていましたね。ディレクショナルタイプも長い板は前側のストラップが左右別々にあってとてもアップ方向に滑りやすい事を思い出しました)
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最近暴走を止める方法について3種類の方法を偶然発見しましたので掲載します。
1,プレーニングやターンした後勢い良く滑りはじめた後必ず風上方向にしっかりターンしてスピードを遅くする(自分が長距離 を走る程度の速度)このスピードだとつまらないので暴走しないようにスピードを上げる。
2,私のツインチップボードの場合強風域では両方の脚に50対50の重量配分で顔は進行方向を向けてカイトを低い位置に固定して綱引き状態で踏ん張る。全ての体重は両足のかかとにかけてボードを垂直に海面に差し込むイメージとする。(前までは前脚40対後脚60の重量配分で耐えていたので前のフィンの噛みが甘くエッジが海面に深く入り込まなかったのでいつまで経っても暴走していたように思います)
この両足均等体重で踏ん張るとボードが2から3秒で風上方向を徐々に向いてくれるためかなりの確立で暴走せずに済むようになりました。
3,沖あいの強風域に長時間入ってしまった場合はカイトをかなり 上に上げたまま遅い速度で走りながら耐える。常に風上にゆっくり走る事を心がけて 2,同様のスタイルで踏ん張る。風が少し弱くなったらカイトを低い位置に置いて 2,のスタイルで出来 るだけゆっくり走る事を心がける。
(この滑り方をするとビックリするくらいアップに走る事が出来ます)
おまけ:ツインチップのフィンの大きさを替えてみる。私の場合はナッシュのフィン(少し大きめ)にボードが深く入る方だけ替えた時が低中速のエッジの噛みが浅い状況で全くサイドスリップしなくなってボード操作が凄く簡単になりました。私の場合はこの要素が一番大きかったかもしれません。全て(4枚)のフィンを大きくすると素早いターンの際に前のフィンが引っかかり違和感がありました。見た目は悪いけど今の状態が理想ですね。