雪上でのジャンプでなく、セーリングギアとして試乗してみた!
●試乗の模様、動画はこちら●
インラインスケート
マウンテンボード
ロングスケートボード
スキー
スノーボード●ウインドサーフィン、カイトサーフィンと比較●
赤城山でスノーカイトをやっている最中に風が強くなったのでカイトウイングを取り出して使ってみた。今回はスキー。風速が6mから8mくらいのため転んだ瞬間カイトが飛んでいく心配があったのでブームにリーシュの代わりのベルトを付けて、ハーネスに固定してみた。
走り出し
走り出しはアスファルトよりは遅い。走り出しでセールが重いうちはカーブチップの先が雪にひっかかり、左写真のようにつまづきそうになった。(アスファルトで擦る感覚に比べるとひっかかりやすいかも)
プレーニング
雪上なのでスピードはめいっぱい出しても安心だ。数百メートルの雪原を自由に走ることができて気持ちが良かった。ちょっとした上り坂も進んでいく。さすがに上り坂ではブームを掴むにも重く感じられるのでハーネスがあったほうがいい。
<よっすぃーさんの感想>
今回はよっすぃーさんがスノボで試乗コメントiいただきました!ボードで使う場合はバインディングの角度調整を面倒くさがらずにやるべき。体がねじれて安定滑走の妨げになっていたように思います。
マウンテンボードのストラップを取り付けられれば、スケーティングも容易だし、走 り出しの補助にもなっていいと思います。なんせ風が無くなると、身動きが取れなくなりますからね。また風を受けると体が傾いてエッジが立ちやすく、ブーツが硬いのでボードを平らに 保つのが非常に難しくラフしやすかったですね。ストラップ&自由度の高いシューズで出来れば、この前スケボーで乗ったときの感覚に近づけられると思います。
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ウイングの重さは?
知らない人が見ると、カイト自体が重くて手で支えることが大変だと思うかもしれない。しかし、風が適度にあればブームを掴んだ状態でセールは浮き上がろうとして、重さも感じられなくなる。
風速5m以上になると、セールを水平にしてブームのマストよりを持てばハンググライダ-のように翼が浮いたようにみえるだろう。重量は5.5kg。ジャンプや強風で使わないなら、もう少し強度を下げた軽量バージョンもあるといいのにと思う。(フレームがカーボン製で、重さは4kgという軽量タイプもあるそうだ)
風が弱まると、ウインドのようにボードとマストで支えてくれないので、セールを手で支えるのがつらくなる、こうなったらあきらめてセールを水平にして下ろすか、水平のまま頭にのせて、ウインドでいうウオータースタートポジションで待たなければならない。
どのくらいの風で使えるの?
風域は風速5~18m/sまで使用可能。インラインならもう少し弱くても自力で結構走れるのでなんとか遊べる。8m/s以上の強風ではアスファルトでやるのは危険でしょう。なぜならセールが持ちあがりっぱなしになって、セーリングにならないし、ブローで飛ばされると危険でしょう。それから、ブームを離すと飛んでいってしまう。
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