白樺湖を過ぎ、しばらく北に向かうと女神湖のある白樺高原国際スキー場にたどりつく。ここにはマーガレットリフレクパークというクロカンスキーレンタルとツアーガイドを行っている店がある。

ここでコースの地図ももらえる。初心者はこの店のまわりの森を歩くことができるが、ここでのおすすめは白樺高原国際スキー場の上にある 御泉水という自然公園がある。夏には高山植物が気軽に来るまで見に来ることができる所だ。

ゴンドラ終点。 看板の横を進んでいく	園内の中央には小屋から蓼科産を望む	野鳥と木の実の紹介

ゴンドラの終点からスタートするのだが、そこには２つの道がある。右側は登山道で、スキーで登るのはきつい。左側の看板の横からのびている林道を進むとそこにはスキー場からは想像できない静かな森が広がっている。ここはコースが整備されており、看板に書かれた番号を順に進んで行くことで、５キロほど歩けるが、雪の中では少し看板を見つけるのが難しいかも。意外に登りも多く、汗だくとなる。
天然のカラマツ林やピンク色がかったダケカンバの林をみながら、蓼科山や浅間山が眺められる。コース通りに進まななくても迷うことはほとんどないが、沢に降りる道だけは行かないよう気をつける必要がある。園内の中央には小屋があるが、冬は開いていない。

３時間ほどで、ひとまわりできるが、蓼科牧場方面への下山コースを行く場合はもう１時間程度余裕をみる。テレマークスキーなら関係ないが、ゴンドラが終わるのが１６時半くらいなので、クロカンの場合それまでに戻らなければならない。

クロカンスキーレンタル/ツアー紹介

マーガレットリフレクパーク　０２６７−５５−６９４２
レンタル　１日２５００円　３時間２０００円

標高１８００メートルの雪原大地の霧ガ峰は南、北、中央アルプスを３６０度のパノラマが眺められる。

ビーナスラインから美ヶ原の方へ北へ少し向かうと八島ガ原湿原の駐車場に出る。駐車場からすぐ板を履いてそのままスタートだ。ここは正面に八島ガ原湿原、右側にははるか遠くに車山まで大きな雪原が広がっている。八島ガ原湿原周遊コースはほぼ平坦なコースだが、湿原の右側の丘を登れば八島が池を見下ろせ、ほんの少しだけテレマークターンで降りていくこともできる。
まわりは樹林帯が少なく、悪天候でない限り見晴らしがきくので、迷うことはない。２時間程度でまわってくることができる。

	180度パノラマ つなぎにつないだもの！
八島ガ原湿原入口 後ろに見えるのは車山	上の写真のど迫力拡大版はこちら	丘から八島が原湿原を望む。クロカン板でもテレマークターンだ

ビーナスラインを車山方面に戻ると、「車山肩」（レストランチャプリン）という場所がある。ここからスタートすればダウンヒルも楽しめる。経験者には車山肩から車山乗越、蝶々深山、物見台経由で八島ガ原湿原へ向かう夏道を利用したコースがおすすめのようだ。ただし、このあたりは天候が悪いと樹林帯が少ないので風が強く、標識もないため、ツアーには出るのは危険。また春先の積雪が少ない頃は高山植物の保護のため、車山近辺は規制もあることも。

クロカンスキーは霧ガ峰スキー場で借りられる。ここではスキー場のとなりからスキー場の上にあるグライダー練習場まで登り、その奥を歩ける初心者コースもある。また、スキー場の南に車で移動すると、霧ガ峰湿原（池のくるみ）という場所がある。ここも湿原の入口から最奥まで湿原のへりを１時間半ほどで１周できるコースもある。

クロカンスキーレンタル
霧ガ峰スキー場 双葉屋（霧が峰）０２６６−５２−０５６０
ロッジ満天星（蓼科） （エッジ付きセット有り）０２６６−６７−３１００